教授ご挨拶

関西医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、聴覚、嗅覚、味覚、音声、嚥下、平衡機能など、私たちの日常生活の質に直結する機能を扱う診療科であり、同時に頭頸部がんのように生命予後に関わる疾患にも向き合う非常に幅広い領域を担っています。患者さんの生活の質を守る医療と、生命を守る医療の両方を担うことが、この分野の大きな使命です。

当講座は1932年に開講し、長い歴史の中で教育・研究・診療を発展させてきました。その伝統を継承も大切ですが、むしろ次の時代に向けた新しい耳鼻咽喉科・頭頸部外科の姿を築いていくことに重きを置いて進んでいます。

我々の施設の特徴としては、内視鏡、外視鏡、ロボットといった機器した高精細技術と神経モニタリングなどの手術支援技術を積極的に導入し、安全で精密な手術を追求しています。また光免疫療法、舌下神経電気刺激療法など新しい治療の臨床・研究にも取り組み、世界に向けて発信できる医療の実現を目指しています。

教育において私たちが大切にしているのは、「臨床力」「研究力」「人間力」を兼ね備えた医師の育成です。耳鼻咽喉科は、内科的診療から高度な外科手術までを担う分野であり、AI時代においても求めが減らない診療科と考え、若手医師にとっても魅力的な専門領域と思っています。当講座では豊富な症例と多様なサブスペシャリティを経験できる環境を整え、専攻医が自らの興味に応じて成長できる教育体制を重視しています。また研究活動にも積極的に取り組み、国内外との共同研究や留学を通して広い視野を持つ医師を育てたいと考えています。

患者さんにとって大学病院は「最後の砦」と思われがちですが、私たちは地域医療機関と連携しながら、患者さん一人ひとりの生活背景や価値観を尊重した医療を提供することを大切にしています。高度な専門医療を提供すると同時に、地域の医療機関とともに北河内地域の医療を支える存在でありたいと考えています。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科は、高齢化社会においてますます重要性を増す診療分野です。私たちは、患者さんの人生の質を守る医療を提供するとともに、次世代の医師を育て、新しい医療を創出する講座であり続けたいと考えています。

専攻医として耳鼻咽喉科・頭頸部外科を志す若い先生方には、ぜひ当講座でともに学び、成長していただきたいと思います。

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